身長を伸ばすためにはさまざなな栄養素が必要です。
たんぱく質やカルシウム、カルシウムの吸収に関係するビタミンDやマグネシウムなどさまざまな栄養素は言わずと知れた体を作る栄養素。
しかしそれ以外にも亜鉛やビタミンなど多くの栄養素がかかわってきます。
ここでは亜鉛の役割、子供用亜鉛サプリの必要性について紹介します。
≪目次≫
1、亜鉛と身長の関係
2、亜鉛の入った食品・子供の目安量
3、子供用亜鉛サプリ
4、その他の栄養サプリ
1、亜鉛と身長の関係
亜鉛は成長ホルモンの分泌に関係しており、不足すると低身長になるとのこと。
下記の図は骨の成長に関わる栄養素を表した図です。
(引用:スクスクのっぽくん)
こちらの図をみると、亜鉛は骨芽細胞を刺激しコラーゲンの分泌をアップする働きをすることが分かります。
骨というのは、コラーゲンの周りにカルシウムがくっつくことで作られます。
亜鉛は骨を作り出すのに必要なものなのです。
そのため亜鉛が極端に不足すると成長に影響するので、そういった場合にはサプリから摂取することで効果が期待できるのです。
2、亜鉛の入った食品・子供の目安量
男の子の亜鉛の目安摂取量このような感じです。
10~11才 7mg
12~14才 9mg 15~69才 10mg 70才~ 9mg |
女の子は10~11才では同じ量を必要としますが、それ以降は1~2mgくらい少なくていいくらいです。
これは多いの少ないのか。
含有量が多くて子供でも食べやすい食品と比較するとこのような感じです。
●牛肉 8.8mg(100g中)
●豚肉 8.7mg(100g中) ●イワシ 7.9mg(100g中) |
実は亜鉛は男の子だったら一日でペロッと食べてしまうくらいの量で目安摂取量に足りるくらい摂取できるのです。
食が細い女の子なら別ですが、しっかり食べる男の子なら亜鉛サプリは必要ないのではと思われます。
3、子供用亜鉛サプリ
うちの子供は肉が苦手な偏食。
10才の子供の身長を伸ばすべく、身長サプリと言われるものついて調べました(ランキング記事にしています)。
その中で一番栄養素が多いフィジカルBを飲ませることにしました。
ただ、このフィジカルBには亜鉛が入っていませんでした。
そのため安い子供用亜鉛サプリを探してこちらを飲ますことに。
1粒に8mgの亜鉛が入っています。
お値段も3か月分で1732円なのでお安い。
フィジカルBのサプリと一緒にこちらを飲ませています。
4、その他の栄養サプリ
亜鉛は成長にはかかせない栄養素です。
ただ、肉や魚を100g以上食べられる子ならわざわざサプリから取らなくても足ります。
もし身長を伸ばそうと思ってサプリを飲むのでしたら実際に不足しそうな栄養素を含んだ成長サプリを摂取した方が効果的です。
アルギニンは成長ホルモンを刺激すると言われているので、成長期(高学年以降)で一般的な栄養素は不足していないのであればアルギニン主体のDr.Senobiruというのを摂取するのもありです。
アルギニンは大人になれば体内で作ることができますが、子供の場合はそれが行われないため外からの摂取が不可欠。
鰹節、高野豆腐、豚ゼラチンなどには多く含まれていますが、100g以上食べないと目安量に達しません。
不足しやすい栄養素です。
うちが購入しているフィジカルBは、カルシウム、マグネシウム、ビタミンB群などが多く配合され、アルギニンも配合されているバランスのよいものです。
栄養を補う場合は、実際に不足している栄養素を把握し、正しく摂取することが効果的です。